homebrewは、ver 3.0 によって、ARM64に対応できている。そのため、開発環境としてgfortran 11.1.0が利用可能となった。
独自ビルド(September 30, 2020 R2 Public Release)
2021年7月現在では、GAMESS-USの、M1 Macでのコンパイルを調べても出てこないので、configスクリプトで生成した install.info comp compall をそれぞれ手で編集してコンパイルすることにした。
$ uname -m
arm64
$ gfortran -v
11.1.0
となるので、install.info 内のTARGET指定を arm64へ編集と
setenv GMS_GFORTRAN gfortran
setenv GMS_GFORTRAN_VERNO 11.1.0
setenv GMS_MAC_OSX_VERNO 11.4
comp compall 内のmac64をarm64へ編集
comp 内のgfortran のバージョン番号 case 11.1.0を追加
lked 内のGMS_MAC_OSX_VERNO 11.4を追加
... compddi に失敗(gfortran のフラグから -m64をはずすこと)
June 30, 2021 R1 Public Release
Build support for Apple M1 with GNU GCC 11 (#558) (G. Schoendorff of Iowa State University).
新しいconfigを使ったコンパイルののち、exam01からexam48まですべて "Passed"となった。config内のgfortran バージョンについては、微修正が必要
なお、TINKER・NEOの機能追加ビルドは、idateの変数名ではまったが、コンパイルには成功した(インストール参考:https://qiita.com/taiyocching/items/6a311c08e25676947586 )