2011/11/25

開発環境の導入

1. Xcode

Snow Leopardまでは、XcodeがDVDメディアに付属しており
追加インストールをすることができた。

Lionからは、インストールとパッケージ管理が iPhone/iPadの操作感に寄り添いつつあり
App Storeでインストールとアップデートを、Launchpadでアプリケーションの起動を行う。

XcodeはApp Storeからインストールする。
「開発ツール」カテゴリからXcodeを選択し、
1.68GBのダウンロードを待つ。バージョンは4.2.1に上がった。
Tigerでの2.4.1から相当上がった。

2. Fortran

HPC on Mac OS X http://hpc.sourceforge.net/
で配布されているGFortranバイナリを利用する。
(お世話になっていたTiger用のバイナリは配布が終わっていた。。。)
gfortran-lion.tar.gz (gfortran only) をダウンロードし


sudo tar -zxvf gfortran-lion.tar.gz /

/usr/local/bin 以下に展開される。

path設定、vim設定などは旧い環境を見ながら
.bashrc へ書いて行くことを忘れずに。

(追記)

Gamessをコンパイルした際、test setであるexam04などで実行エラーが頻発した。静的リンクされたオブジェクトや数学ライブラリなどの不整合なのかもしれない。
GFortranバイナリの配布先は、本文中のHPC on Mac OS Xの他にもビルドされている。

統計ソフトウェアRの開発用tools http://r.research.att.com/tools/
こちらには、TigerやLeopard用、Xcode用のアドオンまで提供されている。

また、GCC公式サイトからは、様々なビルドが提供されているが、
計算用には上記で紹介したどちらか、またはFink版・Homebrew版がよいように思う。

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